私はセーラームーンになれない。

80's産トランスジェンダーの備忘録

「わたモテの積ん読を今更読み終えて改めてもこっちと自分の同期ぶりについて羅列、そして『私(達)はどう生きるべきか』について」

 

 

 

 

 

 

 

どうも陰キャです
こんばんわ

 

 

 

 

 

タイトル通りの内容なんですが、先日途中で積んでた「わたモテ」の続刊を朝まで読んで今年イチ爆笑してその後24時間眠り続け起き抜けに「書かなきゃ…」と思って書いたのがこのエントリです


結論だけ知りたい人は

 

 


「いいからわたモテ読んで」

 

 


で終わりです

 

 

 


ほんと、それだけです

 

 

 

 

www.ganganonline.com

 

 

 

 

 


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皆さんは私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!という今1番面白い漫画(諸説)の存在をご存知でしょうか

 

 


ガンガンONLINEでWeb連載されてる所謂

 

「非モテ・ぼっち・コミュ障・オタク」

 

のライフ(人生)、行動原理/行動様式、自意識の肥大、こじらせ──

 

などについて赤裸々かつリアリズム5000%で描き切ってるエッジィな作品なんですけれども

 

 

もう読めば読むほど私なんですよね

 

 

 


私にも弟(サッカー部/陽キャ/子供の頃は一緒によく遊んでた)がいるので、弟関連のエピソードもまんま私過ぎて何ならちょっと辛さすら感じるんですけど

 


まぁでも私に限らず余りにも「俺(or私)だった」という読者が多かった事が作品の人気を加速、底上げした訳で、要するに私みたく背後に死ぬほど共感した人間の存在がすげー多かったっていう現実があったからこそここまで支持されヒットを飛ばす事になった筈で、なのでこれは何も私に限った話じゃないんでしょうけど、じゃあ一体何が、何故ここまで共感を呼ぶのか

 

 

「陰キャ非モテ喪女」として生きてきたというか、普通に今もそのカテゴリの延長を生きる私が感じた事をザクザク羅列していく記事になります

 

 

わたモテ」が如何に面白いかも同時に伝われば尚幸いです

 

 

 


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「オタク/陰キャ/非モテetc(※以下陰キャ)」が如何にしてその属性に堕する事になるかと言うと、煎じ詰めて異常なまでに「自意識過剰」というちょっと病的なまでの自意識のこじらせ、肥大が避けて通れないファクターになるとは思うんだけど、例に漏れず私も学生時代まさにそうでした

 


Twitterでちょっとネタツイにして語るのもはばかられるレベルの「痛い」エピソードは挙げればキリがなく、枚挙に暇がないんですが

 


わたモテ」の主人公「黒木智子(※通称もこっち、以下もこっち)」

 

「自意識の過剰な肥大」
「強烈な自己愛」

 

から数多くの「痛々しい行動」を繰り広げ、そして読者である私達に共感と笑いを与えてくれるんだけど、果たしてその主たる行動原理とはなんなのか?
何故(我々は)こうなってしまうのか?

 


それらについて私が思うこと、また自分自身の過去の体験を振り返って考えていこうと思います

 

 

 

 

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もこっちが披露する多くの「イタい行動」

 

 


それは主に「他者とのコミニュケーション」において発動する

「私がこう言ったらこう(※普通に考えたら有り得ない反応)なるんじゃないか!?」

というちょっとヤバいレベルの想像力に端を発し、そしてその被害妄想にも似た拡大解釈が
「普通に他者とコミュニュケーションを取れない」 

というアクシデントを招き、その空回りっぷりが主たるギャグとして成立している、という内容の作品なんですが

 
そもそもその「被害妄想」じみた発想が、どうして、いかにして生まれるのか

 

私もそうだったんですが、結局これって「過剰な自意識の肥大」もしくは「強烈な自己愛」
に深く関連してるんじゃないかと思うんですよね

 

そんなんなる訳ないやん…って、考えたら分かる何でもない行動(挨拶など)を起こした際に

 

「こう見られるんじゃないか?」
「こう思われたらどうしよう?」

 

が邪魔して結局やらなくていいヤバい事を言ったりやってしまったりして

 

「俺はいつもそうだ(中略)誰もお前を愛さない」

 

となってしまう

 

 

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私は中学時代特にもこっち的「自意識過剰」「自己愛の肥大」がピークだったので、この手のエピソードは読んでて「あるあるw」という共感を通り越して完全に頭を抱えたくなるレベルの羞恥に苛まれる事が少なくないです

 
例えば私は小学生時代には既に陰キャの道を歩み始め、中学でカタストロフが爆発するんだけど

 

「陽キャを見下す」
「現実から逃げて妄想・架空の世界へ逃避する」

 

などという行為で現実世界の穴埋め、代替行為へ勤しむという逃避の仕方を小学生時点で既に始めていたように思う

 

そしてそれらを行うにあたり、手っ取り早く、またうってつけだったのが所謂「オタク趣味」でした


「小説」「アニメ」「ゲーム」「創作活動」など、「オタク的な趣味」というのは陰キャやコミュ障にとって切っても切り離せない最上級に親和性の高いカルチャーで、今更こんなの語る事すら馬鹿馬鹿しい「息は吸える」みたいな当たり前を超えた常識レベルの式過ぎて説明する事すら恥ずかしいんですけど、一応説明しておきます

 

 

私は既エントリでも自身の陰キャ的片鱗について語ってますが、特に私が陰キャ街道をひた走る事になった由来は今にして思えば

 

「自分にはどうしようもない自分の属性について悩んだ結果メインストリームから外れる道を選んだ」

 

みたいな所があり、私の場合それの直接的な原因、要因となったのは言うまでもなく

 

「自分の性自認(また性同一性、性的指向など)」


が真っ先に挙げられます

 

 

dragibuuuuus.hatenablog.com

 

dragibuuuuus.hatenablog.com

 

 


メインストリームから外れる、外れなければならなかった人間がとる行動と言えばざっくり言って「逃避」「迎合」のいずれかだと思うんですが、私の場合は「逃避」でした

 


私の小学校当時は幸いアニメ、漫画の最盛期と言っても過言でないほどそれら文化が隆盛を誇っていた時代でもあり、多数発行、発刊、放送されていたそれらに逃避する事は非常にイージーな「現実」に対するカウンターであり、埋め合わせでもありました

 


中でも私の陰キャ〜厨二を爆発させる直接的な要因になった作品が忘れもしない、小学校高学年の夏休みに母親がVHSに録画していた新世紀エヴァンゲリオンを見てしまった(正に見てしまった、です)事に何もかも端を発します

 

 

「オリジナル作品」「セカイ系」「哲学・宗教などオタク的探究心、知識欲を満たすギミックが豊富に設置されていた」「斬新かつ厨二を誘発させるキャラ造形」

 

など要素を挙げるとキリがないほど、思春期にこれを見た人間が厨二を発病させずに果たして無体で済むのか?について議論したい程に、陰キャにとっちゃこれ以上無いほど親和性というかシンクロ率の激高い、ヤバい作品なのでした

 

 

 

www.evangelion.co.jp

 

 

 

 

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エヴァに出会う以前から既に多数のオタクカルチャーに触れていた私ですが、アニメ史で語られる「エヴァ以前・以降」と同レベルで私の人生もざっくり「エヴァ以前・以降」で全くその様相は変容します

 

 

 

庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン

庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン

 
庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン (\800本 (10))

庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン (\800本 (10))

 

 

 

 

 

これまでのオタク趣味がハマった度50だとすると、エヴァが私にもたらした革命的とすら言える没入感みたいなものは普通に2000という感じでした
数値的に

 

 

死ぬほどエヴァにハマり倒した私は無事立派に自意識をこじらせ「ちょっとオタクな小学生」から「厨二病に罹患した中学生」へ進化します

 

 

 


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ここで言い訳、というかちょっと注釈させて頂きたいんですが、私がそれらの属性へズブズブ溺れる事になった背景は煎じ詰めて

 

「メインストリームから外れる事を余儀なくされた」

 

という状況が大いに関わっていて、私も恐らく「普通に女子」だったなら「ちょっとオタクな女子」レベルで済んだか、或いは「陽キャクラスタ」に進化していた可能性が全然すげーあるんだ、という事です

 


要するに「(マイノリティであるが故)普通の女子文化」から外れる事を余儀なくされた末に見つけ出した道、生存術の側面が強く、その根底に「性同一性障害、マイノリティ」が深く関わっていたのは今考えても切り離せない要因だったな、と強く思う次第です


仮にそれらが無かったとしても、充分「オタクっぽい」子供であった事もまた事実なんですが、もしかしたら、いやもしかしなくても「オタクっぽい私」のヤバさに私が「普通に女子」として生まれ、また、そのヤバさに気が付けたなら、中学の段階で「わたモテ」に登場する「ネモ」、或いは「ゆうちゃん」の様な軌道修正を図れた可能性も充分考えられます

 

 

※ネモとは

dic.pixiv.net

 

 

 

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 (※「喪51:モテないし同性を意識する」より引用)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (6) (ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (6) (ガンガンコミックスONLINE)

 

 

★この様に初期のネモは陽キャクラスタに属する至って普通の単なる可愛いモブの1人でしかありませんでした

 

 

 

 

所が…

 

 

 

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 (※「喪97:モテないし学食で食べる」より引用)

 

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (10) (ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (10) (ガンガンコミックスONLINE)

 

 

 

★話数が進むと実はネモは「声優」という陽キャにあるまじき夢をもつ、隠れオタであった、という真実が明かされます(※要するに周囲に迎合する努力をきちんとしていた)

 

 


残念ながら(?)私はネモの様に自分で自分のヤバさと向き合って改善する努力もせず、また単純にその発想も方法についても考えなかった為、陰キャの道をひた走る事を余儀なくされましたが、当時としても「これはヤバい、嫌だ」と思いながらオタク趣味に傾倒していた側面、というか記憶もあり、その葛藤や劣等感は非常にうしろぐらく、また陰惨極まるものでした

 

 

 


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要は私に限らず

 

「メインストリームから外れた人間」

 

は生きていく上で「メインストリーム(陽キャ)」を心の中で貶め、蔑み、「彼らより私の方が有能、高い地位にいるのだ」という「錯覚、誤魔化し方」をしないととてもじゃないけど学生生活という荒野を無傷で通過する事など出来やしないんですね

 


私の場合それの直接的な原因となったのは「性同一性」でしたが、人によっちゃ「容姿」など「変えられない性質」が大きく関わっているケースも少なくないのではと思います

 

「劣等感」に置き換えてもいい

 

 

勿論、望んで自らその位置に居続ける事を良しとする人もいたでしょうが、そういう「前向きな(?)オタク」はこの場合除外します

 

 

 

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エヴァのせい(※最早「せい」です)で厨二と陰キャをこじらせた私は中学に入ってひたすら「綾波レイ」の物真似をしたりして過ごしていました

 

 

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dic.pixiv.net

 

知らない人に簡単に説明すると「綾波レイ」とは

 

「いつも謎に眼帯とか包帯を巻くレベルの怪我をしていて何を話しかけられても意味深な一言しか呟かない、笑わない、無感情で不可思議な美少女」

 

というキャラクターで、彼女に強い感銘(?)を受けた私は当たり前の様に彼女の行動様式をコピー、現実にペーストし、結果「普通にイタい(ヤバい)キャラ」を周囲に披露して悦に入ったりしていました

 

勿論眼帯とかなんも無いのにしてた事もあります

 

 

ありますよね??

え???

 

 


そして大抵眼帯って長時間装着してると不快なので、段々具合悪くなってきたりするんですよね

 

 


怪我して無いのに包帯巻いたりとか

 

 


当たり前に


「それどうしたの?(笑)」


と聞かれますが

 

「別に」

 

みたいな事を抑揚なくレスしたりする訳ですよ

 

嘲笑の対象である事にも気が付かず、愉悦に入り浸り、ほくそ笑みながら…

 

 


そして包帯も結局外すタイミングを失ったりして結果的に自爆するんですよね

 

 


これらの方向性にパラメータ全振りさせると最終的に「人前で病むタイプのメンヘラ」に進化するんですが、この時代はSNSはおろか携帯も無かったので、そういう現代病が本格的に爆誕するのはもう少しあとの時代になるんじゃないかと思います

 

 

有識者の見解を待ちたい所存

 

 

 

 

何はともあれ、死にたい

 

 

 

 

 

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綾波にハマり倒した私は彼女(綾波レイ)のよく取る「ポーズ」「挙動」「反応」などを常に心がけて行ってみたりしたものの、当時の私は傍から見たらどう見たって

 

「眼鏡でブサくて暗い男子中学生」

 

でしか無かった訳で、そんなのどう考えてもキモい事になるのは当たり前なんですが、厨二病の怖さはそういう症状に集約されるんだけど、当時の私はそれらを行う自分に酔っていたんですね

 

けれど何をどう完璧にコピーしてみても、現実はアニメやフィクションの様に「決まった台詞、反応」が返ってくるはずがなく、私が男子から「ウェーイwww」的なからかわれ方をされた時に彼女がよくやる「…何」みたいな反応を無表情でやった所で現実はそのあとも普通に「ウェーイwww」は継続される

 

 

その時に「シナリオ外」の事をされて結果グダグダになる事は容易に想像がつくというか、実際よく分からない事になり続けるんですが

 

「…何」
「ウェーイwww(くだらないギャグ)」
「…(※シナリオに無いからこの後どう反応したらいいか分からない)」
「ウェーイwww(くだらないギャグを続ける)」
「…(顔を隠して笑いを堪える)」

 

 

みたいな事がよくありました

 

 

ほんと死にたいです

 

殺してください

 

 

 

 

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そうやって

 

「現実と向き合わず想像の中で世界を貶める行為」

 

で何とか自分の中の劣等感だったり虚無を埋め合わせて生活する事が板についてしまった私は、順調に自意識をこじらせてどんどん「メインストリーム」から遠ざかり、よりカウンターカルチャー的なもの…所謂「サブカル」の道へ傾倒していきます

 

 


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そんな自身のかつての黒歴史を追体験させてくれ、かつ顔真っ赤にもさせてくれる素晴らしい作品が「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」なんです

 
「わたモテ」の主人公「もこっち」は陽キャの弟がいるんですがもこっちと弟のやり取りもまんま私です

 
大抵、私みたいな人間は「内弁慶」で、社会生活で抑圧された自意識を家の中で恥ずかしげもなく解放するタイプが多いと思います

 

私も例に漏れず家の中じゃ本来の素の自分で正に「もこっちと弟の会話」そのまんまのやり取りをよく家庭内でやっていましたし、また小学校低学年当時は弟や弟の友人相手に対戦ゲーム(※ボンバーマン、星のカービィスーパーデラックスなど)で本気出して無双したり、よく分からない俺ルールの元に繰り広げられる「私が気持ちいい」遊びで天下を取って「俺TUEEEE」に酔いしれるなど、幼い頃はまだ泣き虫で可愛かった弟に姉貴(兄貴?)ヅラする事で気持ち良くなっていた事も告白します

 

 

でもこれも私だけじゃないですよね???

 


は???

 

 

 



 

 

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 (※「喪102:モテないしいつかの冬休み」より引用)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (11) (ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (11) (ガンガンコミックスONLINE)

 

 

 

 

 

まぁ年齢を重ねるにつれ、陽キャ弟は「陰キャでヤバい兄なんだか姉なんだかよく分からない人」に対して強者の優しさとも言える寛大な御心で対応するという陽キャならではの大人な処世術を身につけ、どっちが上なんだか分からないみたいな関係は未だに連綿と続いています

 

 

ありがとう

 

 

 

 

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中学はおろか、小学校から既に陰キャオタクで尚且つ「非モテ」であった為、当たり前に

 

「性知識は豊富だけどそれらを確認する手段なんてある訳ない」

 

みたいな状況にどんどん陥っていきましたがこれも私だけじゃないですよね???

 

 

は???

 

 

 


特にその様な時代が私の場合高校の終わりくらいまで続くんだけど、小学校の時はそれでもまだ遊んでくれる男子も少数ながら存在していました

 

 


それが前述した様に弟と、あと小学生時代何故かよく遊んでいた場面緘黙症の「U君」だけでした

 

h-navi.jp

 

 


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「U君」は身長が高く、それこそアルビノか?という程肌が白く、また緘黙症であり、学校ではほんとにマジでひとっことも口を聞かない(恐らく聞けなかったのだと思う)男子でした

 


今考えればなんで彼と遊ぶようになったのかよく分からないんですが、私は小学生の頃はそのU君と放課後彼の家に行って遊ぶ事がよくありました

 

 

今でも忘れない、U君は緘黙症であるが故に、授業中突然立ち上がってそのまま嘔吐してしまった事があります

 


多分ギリギリまで耐えたんだろうけど緘黙症であるが故に訴える事が出来なかったんだと思います

 


私が「オカマ」とか言われて虐められてた癖してU君を虐める人は誰もいなかった気がします


何でや。

 

 

 

むしろ今にして思えば、綾波のコピペ人間だった私より彼の方が余程綾波というかアニメキャラっぽかった


 

 

 


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U君は普段学校内では何を誰に話しかけられても一言も言葉を発する事が無かった癖に、自宅では死ぬほどよく喋るししかも毒舌家でした

 


ゲームと、当時流行ってた


「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」

 

それからサンデーで連載されてた


「今日から俺は!!」


が好きで、よくレベルの高いギャグを披露してきたり、ギャグというか、笑い?についての造詣や想いを熱く語ってきてくれた記憶があります


今何してるんだろう

 

 

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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今日から俺は!!(1) (少年サンデーコミックス)

今日から俺は!!(1) (少年サンデーコミックス)

 

 

 


私は男子から基本的に「オカマ」と呼ばれ疎外されてましたが、彼は私をそうした色眼鏡では全く見ませんでした

 

むしろそういう「発想」さえ無かった気がする

 

私が「こんな人間(オカマ)」である事は彼にとってはどうだっていい事だったのかもしれない

 

今となっては一体どういうつもりで仲良くしてくれていたのか、知る術はありませんが、私はそれがとても楽だった

 

だからこそ私も一緒にいられたんだろうし、遊べたんだと思う

 

 


あと、なんか知らんが彼女の姉が普通に腐女子でしかも絵がめちゃくちゃ上手くて最終的には彼女と絵の交換だったり萌えについて語ったりしてた

 

今、何してるんだろう(2度目)

 

 

 

 

 

 

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彼と仲が良かった男子に「K君」という完全なる陽キャ男子がいた


彼はノリだけで生きてるタイプの陽キャ教科書みたいな人間で、しかも、たまにいませんか

 

「大正義陽キャ」

 

みたいな感じの男子(女子)。

 


よく陰キャ主人公漫画に出てくる

 

「やけに陰キャに対して寛容なギャル」

 

みたいなキャラです

 


「わたモテ」で言うところの加藤さんみたいな。

 

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(※「喪109:モテないし雪の日の学校」より引用)

 

(大正義過ぎる…)

 

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (11) (ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (11) (ガンガンコミックスONLINE)

 

 

 

 


彼は正にそれでした

 

そして私はその先の人生でそういう人間に結構会います

 

地元でヤンキーと10代で結婚、出産しためっちゃ可愛いギャルの「Kさん」という人と何故か塾で仲良くなったんだけど、彼女も私に対する色眼鏡が皆無だった

 

むしろやることなすこと爆笑してくれて、最終的には手紙交換したりしてた

 

周囲は派手なギャルだった彼女をむしろ色眼鏡で見てたし、もしかしたらカテゴリやベクトルが異なっても、「はぐれ組」「アウトロー」はフィクションの中だけでなく現実でも親和性が高いのかもしれない

 

この辺も有識者の見解を待ちたい所存

 

 

 


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話を陽キャの「K君」に戻します

 


彼も「Kさん」同様屈託なく私に接してきてくれたんだけど、小学校〜中学校でスクールカースト上位にカテゴライズされる人間の最重要ファクターである「スポーツ万能」「明朗快活」という特性にステータス全振りしたみたいな人だったので、彼ももしかしたら「弱者」とか「弱者を痛めつける」みたいな発想自体が無かったのかもしれない

 


もう思い出せば思い出すほど自分の人間性のちっぽけさに死にたくなるんだけど、彼も何故か社会的には完全に「弱者」のソレに属していた私や「U君」に対して何の偏見も持たず関わってくれていました

 

 


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小学校の時はU君、T君をはじめ、私にもよく分からない特殊なジャンルの友人が結構周りにいてくれて、遊んでいた記憶があります

 


既エントリにもちらっと書いた男子になりたい「Fさん」を含む数名の友人知人は一様に団地住まいだったせいか、一戸建てに住む私の家に集まってよく分からない遊びに興じる事が多々ありました


大体その「よく分からない遊び」を考案するのは私なんだけど、その「よく分からない遊び」の「謎ルール」を遵守して遊んでくれてた彼らは今思っても天使だった気がするし、「わたモテ」にも「もこっちの楽しかった子供時代エピソード」が度々出てくるけど、正にそれでした

 


因みにFさんはその後長きにわたって深く関わり続ける事になるんだけど、小学校時代私同様屈折した自意識と人生観を持っていた彼女は

 

「黒魔術を実行するべきだと思う」

 

と言い出して放課後黒魔術の本に書かれている内容を実行し、生みだされた呪いの紙をクラスメートの椅子の裏に貼って回る作業に付き合わせてきたり

 

「このままだと馬鹿なクラスメートから私達が付き合っているというくだらない揶揄を受け続ける事になる。なので私達にしか分からない独自の言語体系を確立させ、手紙交換で万が一内容を見られても誰にも解読できない方法を生み出すべきだと思う」

 

と言い出したり、そして実際生み出して活用したり、しかも今もその言語を私も彼女もソラで言えるんだけど、まぁ、そんな事をしたりして遊んで(?)いました


これも私だけじゃないですよね???

 

 

 


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話が逸れたけど、小学校時代は陰キャの私もそれなりにまだ遊んでくれる友人がいた


だけど中学に上がってより「男女」がそれっぽく、言うなれば「色気づき出した」頃から、私の疎外感は決定的なものになった


それが前述した「綾波レイのコピペ」を生み、サブカルへ傾倒させていく直接的な原因になったんだけど、この辺の自意識のこじらせ方って「(故)雨宮まみ」さんの著書「女子をこじらせて」が実にわかり易く「こじらせ」について書かれてらっしゃるので、興味や関心があって未読の方は是非御一読されたし。

 

 

女子をこじらせて

女子をこじらせて

 

 

 

 

 

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閑話休題。

 

 

 

「わたモテ」は読めば読むほど私なんだけど、「強烈な自己愛」「肥大した自意識」については海外のユーザーからたびたび「不安障害(もしくは準じる障害の病名)」であると語られる事が多い

 

「こう思われたらどうしよう」とか「すぐ何かに影響されて安直に試してみて失敗に終わる」みたいな「わたモテ」では顕著な行動様式の多くを私も体験してきていて

 

「ボカロで女子高生Pになって一発当てようと思い立ち、ボカロソフトを買うも難し過ぎて速攻挫折する」

「修学旅行やイベントの度に憂鬱になり、提出物に対して抱く感想全般」

「自分で謎ゲーム・ルールを創り出すも、クリア出来ず詰む」

「夏休みなどの長期休みにおける反応、行動」

 

など、これらが完全に私で、あるあるどころの騒ぎじゃないんですよね

 


陰キャやオタクがそれらに堕する事になった直接的な原因は人によるにしろ、根底にあるのが再三繰り返しになるけど「強烈な自己愛」「肥大した自意識」にあるんじゃないかっていう話なんだけど、それは「ものすごい承認欲求」と言い換えてもいい


けれどそれらの属性って、属性としては対極の位置にあって「光と闇」「黒と白」「1か100か」に近く、それ故この双極的な価値観が認知の歪みを生み「現実世界で上手くアウトプット出来ない」って現象を生み出してるんじゃないかと

 

そりゃそうですよね

 

真逆の性質を融合させてアウトプットするなんて芸当、人生経験の浅い子供には非常に難易度が高いし、大人でも双極的な価値観を消化、融合してアウトプットするなんて困難というか、不可能に近い

 

そこそこ人生経験を積んだ今だからこそ「顔真っ赤にして笑える黒歴史」として一笑に付せるけど、この辺の時代でこじらせてしまった自意識というのはのちの人生遍歴に大きく影響する、普通に由々しき問題、現象だよなと、今思い返してなおのことそう思うんですよね


こんなん書いてる時点で私もまるで「そんな恥ずかしい過去卒業しました〜☆」風でいるけど

 

「ブログで恥ずかしい過去を語る」

 

なんて芸当、結局自己愛が肥大してて自意識過剰で承認欲求がヤバくないと出来ない事だと思うし、つまりは要するに現時点での私も全然「こじらせ」を脱却なんて出来ておらず、未だにその属性の延長戦上に生きてるって事の裏返しでもあって


だからって「陰キャ、非モテ、オタク」は全否定され「唾棄すべき属性」と断じるべきでも無いしいけないにしろ、しかしどこかの早い段階で「これはヤバい」と気が付いて「ネモ」の様に「ある程度周囲に迎合した生き方、処世術」を獲得していけたら、と思ったり思わなかったりもするんですよね

 


とは言えそうは言っても「わたモテ」がここまで支持を得、ヒットを飛ばした要因って原作者の「黒歴史」的な体験があればこそ、だった訳で、ひとえに「抹消しないとヤバい属性」と片付けて然るべきものでもない、という辺りが扱いの難しい所であるな、と思う次第です

 

雨宮まみさんの「女子をこじらせて」が大変共感を呼び、ヒットしたのも「そういう人が多かった」事の裏付けでもあるし、真に問題なのはその「ヤバい属性」を「相当生きてきたのになお脱却出来ない」或いは「今まさにそのさなかにいる、そして心底危機感を感じている」という人が存在していて、本当に心から「ヤバい、つらい」と感じていて強く「脱却したい」ともし思っているのだとしたら、それこそ真に解決すべき問題で、またどうすればいいか考えていかないといけないのではないかと思います

 

 

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私はこじらせた挙句最終的に整形にまで行き着いた訳ですが「過剰な自意識」の根本的な原因に「容姿」が占める割合って、これはなんのデータも無いけど、結構深い関連があるんじゃないかという気がするんですよ

 


私の場合は容姿というよりそもそも「性別」という感じだった訳ですが、中学卒業後から今に至るまでの間にも、やはり語りきれないヤバい「黒歴史」の積み重ねがあって、30半ばに到達した今ようやく「ヤバくてもいい、というか、しょうがない」と思える様になってきた具合で

 

 

先日呟いて結構共感を得た(?)ツイートに

 

 

がありますが、私は結局これが答えなんじゃないかと思うんですね


自身の属性がどうあれ、結局ほんとにヤバかったのは「何よりも自分の本来の性格だった」という事


特に「わたモテ」でももこっちが「進路(なりたい職業)」について悩む(?)エピソードがありますが、「就職」に関して私がどこへ行っても「しっくりこない」と感じ続けたのも、上記のツイートが答えなんじゃないかと思います

 


「わたモテ」が「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」

だとすれば、私の人生は

「私が色々ヤバいのはどう足掻いてもどうしようもない自分の性質がヤバい」

という事になります

 


そして、ずっとそれを「劣等感」「疎外感」として感じ続け更には「生きづらさ」に直結していた長い時間こそ、何より不幸で、更に時間の無駄だったと思う

 

(※こういう所)

 


現に「わたモテ」では回を増す毎に(※特に修学旅行が1つの分岐点だったと思う)段々もこっちがそれまでひた隠しにしていた「自分のヤバさ(素の自分)」を友人に対して「隠さなくなってきた」

そして実際その「ヤバいと思い込んでた自分の色々」「もうどう思われてもいい」と思い始め、更に周囲はそれを受け「面白い」と感じる人が増え始めた、という変化を見て取る事ができます




特に3年に進級したもこっちの「自己紹介シーン」

 

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(※喪122:モテないし3年生になるより引用)

 

 

及びそれに触発されたネモが自分の殻を破った
「ネモの自己改革(?)シーン」は普通に泣いたし

  

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(12) (ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(12) (ガンガンコミックスONLINE)

 

 

 


結局「どう足掻いてもどうしようもない」ならその「どうしようもなさ」に苦悩するより、それを含めてそれが「私」なんだといっそ「開き直る」事の方が、ずっとずっと大事な事なんじゃないかと、私は「わたモテ」を読んで、また「この年齢」になってようやく思えるんです

 

 


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とは言え、もし人生が「黒歴史の連続」なんだとすれば、これらの感想や想いも、もしかしたら10年後、もし生きていれば思い返して顔を隠してジタバタする事になるのかもしれない

 

 

で、あったとしても──

 


だったとしても

 

やはり「どうしようもない事はどうしようもない」訳で、何をどう努力しようと変えられないのなら、いっそそれを武器にする、もしくは開き直って公開していくより他ないと思うんですよね

 

 

そう、どうせやがて死ぬのであれば、我慢し続けるより足掻いて死ぬ方が余程いい

 

わかんないけど

 

 

 


果たしてこじれた人間がうまいことストンと腑に落ちる世界や環境がこの世界に存在するのか、私はこんなヤバい人間で、そしてそのヤバさが許容される世界がどこかにあるのか──

 

さても全く、それは私には知る由の無い所なんだけど、だったら尚更、どうにかしてでもストンとハマれる場所を探して生きていくより他ないんじゃないかと、私なんかは思うことしきり、な訳です

 


(終)

 

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